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2007年8月 3日 (金)

立ちか座りか

オフィスや公共施設にある男子トイレは、小用のための便器と大用のための便器(個室)に別れています。そして普通は、小用便器では立って用を足し、大用便器では座って用を足します。

一方、一般家庭のトイレの多くは、男子小用便器は置かず、ひとつの洋式便器で全てをまかなっていることでしょう。

そのような状況で男子が小用を足す場合、つまり洋式便器でおしっこをする場合、大別して二つの方法が考えられます。ひとつは、便座を上げて立ったまするというパターン。もうひとつは、便座をおろして座ってする、つまり大用と同じパターン。

根拠はありませんが、男性の80%以上は前者の立ちパターンで小用を足していると思います。その昔、日本で洋式便器が普及し始めた頃、トイレのどこか目に付きやすいところに、洋式便器の使い方を解説したステッカー(made by TOTO他)が貼ってあったものです。そのステッカーには、「男子小用」として便座を上げて立ってする方法がイラストで描かれていました。で、「大用および女子小用」は便座をおろして座ってする方法のイラストです。

というように、洋式便器の普及期に世の中の男子は、「洋式便器でのおしっこは立ってする」という風に教育されたのです。もちろん、洋式便器以前の文化の影響は無視できません。和式便器でも立ってしてきた、という歴史です。「べらんめぇ、こちとら江戸っ子でい。座りしょんべんなんかできるか!」という価値観の人もいたことでしょう(もちろん、江戸っ子に限りませんが)。

文化とか歴史とか江戸っ子とかは置いといて、まっさらな心で、合理的な男子小用を考えたら、これはもう明らかに座ってするパターンに軍配が上がると思います。照準ハズレとか乱反射とかで周囲を汚すリスクが格段に低くなりますからね。チャックを下ろしてパンツからイチモツを取り出して、という手間暇と、ズボンとパンツをずり下ろして便器に腰掛ける手間暇とでは、そんなに違いがあるものではありません。

私は座りパターンの合理性に気付いてからは、ずっと座り小用です。確かに、自宅トイレの汚れは少なくなってますし、手間暇はむしろ少なくなっています。

人それぞれなんで、あまり強硬に主張する気はありませんが、男子小用は座って、というパターンは、もっと広まっても良いように思います。その方が明らかに合理的ですから。特に、家庭のトイレを掃除する役目の人からしたら、座り小用のメリットは大きいはずです。

「座りしょんべんなんかできるか!」という心理的な抵抗感がある方には、「そんな偉そうなこと言ったって、うんこする時には座りしょんべんしてるだろ?」と優しく諭してあげたいと思います。

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