ヒアルロン酸
先日、都内某駅の地下街を歩いていたとき、私の後ろには女性の二人連れがいました。振り返って顔を見たわけじゃありませんが、聞こえてくる会話の様子から、二人組の女性だとわかりました。
その二人の会話ですが、中国語でなされていました。もちろん、意味はわかりませんが、中国語であることはわかります。中国語のどれなのかはわかりません。おそらく、中国からの観光客ではなく、日本在住の中国人あるいは台湾人、というところでしょう。
その女性二人は私の後をつかず離れず歩きながら、中国語で会話していた、ということです。因みに私はその時、ランチ直後で腹がふくれていて、普段よりも遅いペースで歩いていたので、女性二人と似たようなペースになったのだと思われます。
で、女性二人の中国語の会話ですが、
「漢皇重色思傾國 御宇多年求不得」
「
楊家有女初長成 養在深閨人未識」
「
天生麗質難自棄 一朝選在君王側」
「
回眸一笑百媚生 六宮粉黛無顏色」
「
春寒賜浴華清池 温泉水滑洗凝脂」
「
侍兒扶起嬌無力 始是新承恩澤時」
などと続いていたのですが(上に書いたのはもちろんデタラメですよ。出典はありますが)、突然、私にも理解出来る単語が出てきました。
「・・・・ヒアルロン酸・・・・」
確かに、「ヒアルロン酸」と聞こえました。中国語でも「ヒアルロン酸」は「ひあるろんさん」と発音するんだろうか、「ひあるろん」はそうかもしれないけど、「さん」は違うんじゃないか、そもそも、「ひあるろんさん」に似た発音の中国語を「ヒアルロン酸」を聞き間違ったのかも、などと考えていたら、
「・・・・コラーゲン・・・・」
という単語も聞こえてきました。「ヒアルロン酸」と「コラーゲン」、話としては繋がります。美容とかコスメとかの話をしているんでしょう。
中国語で「ヒアルロン酸」を「ひあるろんさん」と言うかどうかは知りません。日本在住の方だから、日本での「ひあるろんさん」という発音をそのまま使っているだけかもしれません。
ただ、中国語の会話の中に「ヒアルロン酸」とか「コラーゲン」とかの単語が、我々の発音そのままで混ざるのは、妙に可笑しかったです。

