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2011年3月

2011年3月 5日 (土)

不幸な女(後編)

不幸な女(前篇)の続きです。

A子さんに次の不幸をもたらしたのは、Z男君。A子さんとは仕事上の付き合いがあり、年齢はA子さんのひとつかふたつ上。独身です。

A子さんとZ男君は、以前から仕事上の付き合いがあり(別会社です)、A子さんは男性としてZ男君に好印象を持っていました。でも、取引関係のある会社の社員同士ということもあり、いわゆる男女のお付き合いに踏み出すようなことはありませんでした。

ただ、仕事が終わった後など、二人で食事をして帰る、といったことは時々ありました。もちろん、口説かれたりとか、手を握られたとか、その種のことは一切ありませんでした。

その日もA子さんとZ男君は、仕事が終わった後、居酒屋のカウンターに座って二人で食事をしていました。

ところが、何の前触れもなくいきなり、Z男君がA子さんにキスをしてきたのです。もちろん唇に。居酒屋さんの店内で。不意打ちでしたので、A子さんには避けることはできませんでした。でも、もともと好意を持っていた男性ですから、さほど悪い気もしなかったとのこと。

そのキスの後、二人は店を出るわけですが、A子さんが気になるのは「これからどうするの?」ということ。有り体に言ってしまえば、ホテルに行ってセックスするのか、ということ。

店を出た後の二人がどういう雰囲気だったのかは聞いていませんが、少なくともZ男君が積極的に誘うということはなく、A子さんは生まれて初めて、30年以上生きてきて初めて(←と彼女自身が言いました)、誘われる前に自分から「いいわよ」と言ったのだそうです。

「いいわよ」と言われてみたいものです。それはさておき。

ところがところが、「いいわよ」と言われたZ男君の返事は「やめとこう」。

そりゃあもう、A子さんは大ショックでしょう。翌日、Z男君からお詫びのメールが来たそうですが、詫びれば済む問題じゃありませんよ。

私などは、誘って断られるのには慣れてますが、女性の場合は話が全然違います。A子さん、「私に
は女性としての魅力が皆無なのかしら?」「私が相手だとそんなにイヤなの」などと悩んだそうです。無理からぬところ。

そもそも、自分からいきなりキスしておいて、相手の女性がもう一歩を踏み出そうとしたら逃げるなど、男としてありえません。二股男とか、既婚隠し男よりも悪質です。

そんなことがあっても、A子さんとZ男には仕事上の付き合いは残るのです。それがまた辛いと言ってました。

これが不幸の三番目。

前編からの不幸三連発ですが、去年の年末から今年の2月にかけて、順番に起こったことです。既婚疑惑男にブッチされ、年下草食男には大切にされず、「いいわよ」と言った男は逃げる。

これが二ヶ月位の間に立て続けですから、A子さんが落ち込むのも無理はありません。

A子さんは充分に魅力的な女性ですから、そのうち良い男が現れるでしょう。なーんて慰めるのは簡単ですが、本人が魅力的なことと、良い男と付き合えるかどうかは、はっきり言って関係ないですから、そういうしょうもない慰めは言いませんでした。

ここで何度か書いてますが、私はアゲチンなのです。私と付き合った女性は、男からのアプローチが多発する傾向があるのです。そして、私とA子さんは、何回か食事はしたことがありますが、残念ながらチンの関係はございません。

ということで、A子さんの不幸三連発は、私のアゲチン効果(色んな男からのアプローチが来る)が中途半端に発動したせいではないかと想像するものです。きっとそうに違いありません。

この見解、A子さん本人にも伝えましたよ。ケラケラ笑われましたが。

2011年3月 4日 (金)

不幸な女(前編)

ご無沙汰しています。てゆーか、ここのブログ、放置しすぎ。

閑話休題。

先日、とある不幸な女の話を聞きましたので、その話を書きたいと思います。聞いたのは、「不幸な女」本人からです。その話をブログに書くことの了解も得ています。というかむしろ「書いて書いて」状態。

その「不幸な女」をA子さんとしましょう。A子さんはアラサーのOL、独身、カレシなし。正直に言って美女だと思います。

で、不幸な女の不幸な話というのは、ここ二ヶ月位の間に立て続けに起こったことです。全て、男がらみ。

まずは、某外資系金融機関に勤めるX男。30代半ば。それなりに女性経験は豊富そうなイメージ。(女性の話に登場する「外資系」とか「テレビ局勤務」とか「D通勤務」とかの男はトンデモな奴のことが多い)

A子さんとX男君は、しばらく前に知り合い、「それなりの」付き合いをしていました。「それなりの」とは、カレシなのかどうか微妙なんだけど、時々会って、やることはやってる、という状態。A子さんにとって、「それなりの」が良いわけじゃありませんが、X男君の立ち位置も微妙な感じ。

そうこうしているうちに、A子さんの中で、X男は既婚じゃないのだろうか、という疑惑が。X男は独身とも既婚とも表明していないそうですが、お泊りデートは絶対にNGだったりして、既婚を疑うに足るだけの言動の怪しさを感じていたようです。

去年、その話をA子さんから聞いた時は、「独身なのかどうかをストレートに確認するように」とアドバイスしたのですが、なかなか質問出来なかったようで、しばらくはそのままの状態で付き合っていた模様です(とは言っても、デートの回数は非常に少なかったらしいのですが)。

で、去年末のこと、デートした後にさすがにどうにかしなければと思ったA子さんは、「どういう風にお付き合いしていいか迷っています」というような、ストレートに確認するわけではないけど、そこんところを突いたメールを送ったのだそうです。

X男君からは「俺が忙しくて申し訳ない」というトンチンカンな内容のメールが来て、その後は連絡がぱったり途絶えたそうです。

どう見ても、既婚に確定でしょ。不倫などするつもりのなかったA子さん、(おそらく)心ならずも不倫をしてしまった、ということになるわけです。ああ不幸。

これが不幸の一番目。

二番目の不幸をもたらした男はY男君。A子さんよりも5つほど年下です。Y男君はA子さんの会社の取引先の社員です。彼はA子さんを何回も食事に誘っていて、実際、何回も二人で食事をしているそうです。

ところがY男君、何回デートしても、A子さんに何もしません。キスはおろか、手を握ることもしません。A子さんとしては悩んでしまうわけです。Y男君はどういうつもりで食事に誘っているのか。その気はあるんだけど奥手で何も出来ないだけなのか、それとも男女の関係になるつもりはないのか。

ある日、男女4人が集まってY男君の部屋でホームパーティをすることになりました。ところが、パーティが近づくと、A子さんとY男君以外の二人の都合が悪くなり、パーティには出られないと。そこでA子さん、「二人でもいいわよ」発言。それは、深い関係を望んだというわけではなく、Y男君の「つもり」を確かめたかったわけでしょう。そして、Y男君も二人パーティを了承。

そして二人パーティの当日なのですが、Y男君からは何の連絡もありません。何時にどこに行くとか、買出しはどうするとか、そういう事務的な連絡が全くないのです。そういうのはもっと前に決めておくのが普通でしょうに、当日になっても連絡なし。

ようやくY男君から連絡が来たのは夕方暗くなってから。そして、客先からのクレーム対応でどうのこうのと言い訳。電話一本、メール一通の暇もない状況など、常識的に考えられません。Y男君が二人パーティを大切に思っているのなら、クレームだろうと何だろうと、A子さんを宙ぶらりん状態にしておくはずがありません。仮に開始時間が遅れるとか、もしかしたら延期とか、そういう自体が避けられないとしても、誠心誠意の対応をするはずです。

いや、A子さんが好きとか、付き合いたいとか以前に、人と人の関係として、Y男君はやってはならない対応をしてしまったのでした。

Y男君は「これからパーティしませんか?」などと抜かしたそうですが、既に完全に冷め切っているA子さんは、それを却下。まあ、当然でしょう。

今後は、Y男君からの食事の誘いはキッパリと断るそうですが、それが良いでしょうね。

以上が、A子さんにとっての二つ目の不幸です。A子さんの不幸はまだ続くのですが、長くなったので、続きは後編で。

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