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学問・資格

2008年10月 9日 (木)

「対称性の自発的破れ」あるいは「自発的対称性の破れ」

今年の流行語大賞科学部門(そんなのあるのか?)に選ばれることが確実と思われる、「対称性の自発的破れ」です。丸いテーブルに座っていて、誰かが右手にあるコップ(でもナプキンでもなんでもいいけど)を取ったら、全員が右手のものを取らざるを得ない。なーーんていうシュレディンガーの猫の話よりもレアな話が多くの皆さんの耳に入るようになったのは、南部先生のおかげです。

素朴な疑問なんですが、いつから「対称性の自発的破れ」になったんでしょ?

むかーしむかーしに読んだ記憶のある南部先生の本では「対称性の自発的破れ」ではなく「自発的対称性の破れ」と表記していたと思うんだけどなあ。ググってみても、「自発的対称性の破れ」の方が多いし。

まあ、どっちでもいいんですけどね。「対称性の自発的破れ」でも「自発的対称性の破れ」でも、訳語としてどちらが採用されるかは、本来対称性を持っていたりするわけです。

もし、今回のノーベル賞報道がきっかけて、世の中のほとんど(といっても日本だけだが)が「対称性の自発的破れ」になってしまうとしたら、それこそが「対称性の自発的破れ」あるいは「自発的対称性の破れ」でしょう。いや、ちょっと違うか。いや、かなり違うか。

ところで、現在講談社はブルーバックスの「クォーク―素粒子物理はどこまで進んできたか」を大量増刷していると思われます。今は第二版ですね。初版が出た時にワクワクしながら読んだ記憶があります。

おそらく、来週あたりから、本屋さんに平積みされるのではないでしょうか。

2007年2月15日 (木)

ベルリッツ

電車の中に英会話のベルリッツ の広告が出ているのですが、そこに曰く、ベルリッツへの入学のキッカケのほとんどが口コミだそうで。先のリンク先にも、「70%の人が友人や同僚に勧められたから」なんてことが書いてあります(他のコピーとランダムに出現の模様)。

要するに、ベルリッツ経験者からの推薦があるってことは、それだけ中身が優れているんだよ、ということでしょう。まあ、その理屈は分かります。それを誇りたいのもごもっともですし、誇っても良いと思います。

でも、私は天の邪鬼なので、どうしてもツッコミを入れたくなるんですよ。

つまり、電車の広告でそういうこと書いたら、自己矛盾しちゃうんでないですか、ってことです。

広告の目的は、生徒獲得ですよね。で、その広告を見て「ベルリッツに行こう」と思う人がいて、そしてその人達がベルリッツに入学したら、口コミでの入学率が下がるじゃないですか。広告効果が高ければ高いほど、口コミ率は下がりますよ。そこんとこ、どう思っているんでしょ?

口コミ率が高いことを誇りに思っていて、それに満足しているのなら、わざわざ広告を打って口コミ率を下げる必要なんであるんでしょうか?

なーんて意地悪を言いましたが、要するに広告のコピーがいけないと思うんですよ。自己矛盾してますからね。ベルリッツさんだって、競合の英会話スクール各校と戦って行かなければなりませんから、広告だって必要でしょう。それはわかりますが、広告することと口コミ率云々というコピーとの相性が悪いわけですよ。生徒の定着率とか、満足度とかの数字でコピーを作ればよいのでしょうけどね。

まさか、こういうツッコミが入ることを想定して、ツッコミを入れられてもそれで注目されたらOK、という作戦、なんてことはないですよね・・・・?

だいたい、こういう細かくて天の邪鬼なことを考えるのは、私くらいのもの、とまでは言いませんが、そうそう多数ではないと思いますが、どうなんでしょ?

全然関係ありませんが、昨日のバレンタインデーの結果を知りたい方は、左のリンクから食日記に飛んで下さい。なさけない話です。